今のスマホ・タブレット全盛時代で一番気になるのはインターネット環境ですよね。
最近は建物の包括契約でインターネットに加入していて無料でインターネットやWifiが利用できるマンションも増えてきていますが、実際のところ無料インターネットの使い勝手はどうなの?について解説していきます^^
インターネット無料の賃貸物件を契約する前に知っておくべきこと
賃貸マンションのインターネット環境ですが、まず大きく分けて”インターネット無料”の物件と”自己契約(有料)”の物件があります。
「そんなの無料の方が良いに決まってるやん!」って思う人も多そうですが一概にそうとも言えません。
実際に私も昨年までインターネット無料の物件に住んでいたのですが、私自身は失敗したなぁと思ってました(笑)
ネット回線について詳しい方は「なぜ無料インターネット物件の方が良いと言い切れないか」想像がつく方もいるかもしれませんが、たぶん皆さんが想像していること以外にも理由があります。
みなさんが私みたいに「失敗したなぁ」と思わないように、自身の体験談と不動産会社からの目線を交えてお伝えしたいと思います^^
インターネット無料物件の特徴
インターネット無料の物件の仕組みは簡単で、オーナーが建物全体のインターネット契約を一括でしているから入居者は無料でインターネット回線を利用できるというものです。
どんなサービスでも無料で利用できるに越したことはないのですが、そこに賃貸物件特有の罠があります。
インターネット無料物件のメリット
- 無料で利用できる
- 入居後すぐに利用できる(事が多い)
インターネット無料物件のメリットはこの2つです。特に無料で利用できる点に関しては、自分で契約をするとなると毎月4000円~5000円程度必要になりますから大きく出費を抑えられるポイントになります。
また新築物件などでない限り、既に契約が完了しているはずなのですぐに利用できるというのも大きなメリットになります。
じゃあデメリットってなんなの?ってなりますよね。実はそれなりに大きなデメリットがあります。
インターネット無料物件のデメリット
インターネット無料物件のデメリットは大きく次の3つです。
- 回線のスピードが遅い(事が多い)
- 他の回線に変更できない(事がある)
- オーナーが支払っている一括契約分の料金が見えない形で家賃にプラスされている
それではどんな状況なのか細かく見ていきます
無料インターネットのデメリットを理解しましょう^^
回線のスピードが遅い?
最近はコロナウィルスの影響で在宅勤務をしている会社員の方も増えている事から、マンション内で日中の回線がかなり重くなっているケースが増えています。
ちなみに私もインターネット無料物件に住んでいた時はZOOMでWEB会議をしていると、「でぃーらの家は回線悪すぎて何しゃべってるか分からん」なんてよく言われてましたし、携帯でYoutubeを見るときもカクカクと止まってしまうような状況でした(今は引越しました)。
インターネット無料物件の契約は建物一括でしているため、沢山の入居者が同時にインターネットを利用するとどうしても回線は重たくなってしまうんですよね。
ちなみに私が住んでいたのは2018年築のマンションでもちろん光回線でした。築年数の古い物件は
もちろんもっと古いサービスのはずなので、さらに状況は悪い可能性が高いです。
これはマンション全体の居室の数や契約している回線にもよるため、一概に全てのインターネット無料物件の回線が遅いとは言えませんが、回線の速度は入居してみるまで体感できないのはデメリットですよね。
時間によって通信速度は差があるので完璧ではないですが、もし内覧時に確認できるようであれば動画を見るなどして試してみると良いと思います。
不動産会社は大して調べもせずに「光回線やから大丈夫やと思いますよー」なんて言ってくる可能性が非常に高いので、回線スピードを重視する方は鵜呑みにしないように注意しましょう!(私も実際、光回線やから大丈夫やろうと甘く見て失敗しました。。。)
無料の回線ってやっぱり遅いですか?
光回線なんで昔のADSL時代みたいな遅さはないですよ!
入居後
確かにめちゃくちゃ遅いわけではないけど、Youtubeが止まりよる(´;ω;`)ウッ…
他の回線に変更できない?
先ほど書きましたが私は仕事でもインターネット回線を利用していたので、通信速度が遅い事で仕事にも支障が出てきてしまいました。
そこで考えたのが「自分で費用を負担して他の回線に変える」という事だったのですが、残念ながら私の場合は変更することが出来ませんでした。
なぜかというと、建物に有線の回線を引き込むために工事が必要なため建物所有者の許可を取らないといけなかったからです。
インターネット回線を引き込むための工事では建物の一部に回線を引き込むための穴を空けたりする必要があるケースがあります。(最近の建物ではそれに備えて竣工時に引き込みスペースを作っている事も多いですが)
私の場合は建物の構造自体がどうなっていたのかは分かりませんが、そもそも、管理会社・所有者から工事の許可が下りませんでした。
もちろん工事を許可してくれるケースも沢山あると思いますが、仮に許可してくれたとしてもインターネット無料物件に住んでいるのに自己負担でインターネット料金を別で支払うなんて何のこっちゃって感じじゃないですか?(笑)
ネット回線新しいのに変えたから快適やわー^^
あれ?ネット無料の物件にしたんじゃなかったん?
うん。そやけど遅いから自分でお金払って違うのに変えた!
ふ、ふーん。
オーナーが支払っている一括契約分の料金が見えない形で家賃にプラスされている
当たり前の事なんですが、オーナーが支払っているインターネット一括契約の料金は家賃にプラスされているケースが多々あります。
むしろ、「オーナーは一部屋あたり3000円支払っているけど、家賃は相場より5000円UPさせている」なんてのも当たり前の事なのでこの点を理解しておく必要があります。
ちなみに不動産会社がオーナーにインターネット無料をオススメしているケースもあるんですが、この場合は大体インターネットの会社から不動産会社へ紹介料が支払われています。
こうなっちゃうと不動産会社とオーナーは儲かってますけど、借主は全然得じゃないですよね(笑)
もちろんオーナーから入居促進の意味でサービスとしてつけているケースもありますので、家賃相場をちゃんと理解した上でお得かどうかを考えましょう^^
インターネット無料の物件にしましょう!入居希望の人いっぱい来ますよ!
そやなー、そしたら家賃ちょっと上げてもええやろか?
もちろん!ちょっと実際の負担額より多めに上げましょう!
よっしゃそれでいこかー!
その後
うひょー!インターネット無料ラッキー!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今はコンセントに刺すだけですぐにインターネット回線につながる商品なども発売されていますし、そもそもスマホが普及した結果PCを持っていない人も増えてきています。
インターネット無料サービスは、私のように在宅勤務で使うには速度が足りないし、スマホ世代が動画サイトを見るにも速度が足りないとなってしまうと、結局のところ一昔前のサービスなのかなぁというのが私個人の意見です。
ですが、「スマホで動画を見すぎて通信速度制限がかかった時の補助的な役割」や「PCで動画サイト以外のインターネットサイトを閲覧する」のが目的であれば十分だとも思っています。
結局は使う人の目的次第って感じなんですかね。
ちなみに私は仕事でもPCを利用しますし、YoutubeやAmazonPrimeなどの動画サイトも頻繁に見るタイプなので昨年の引越しではインターネット無料物件ではない物件を契約しました。
今はSoftbankAirを利用していますが、速度も十分ですし携帯とセットにすることで費用も抑えられているのですごく満足していますので参考までに^^
それでは最後までありがとうございました!
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